アトムきってのライバルキャラ、プルートゥ

日本漫画界にとってのパイオニア、手塚治虫さんの代表作『鉄腕アトム』には様々な個性をもつロボットが登場します。その中でも、浦沢直樹さんがオマージュしたロボット、「プルートゥ」は現代版にリメイクされたその漫画のおかげもあって、よく知られています。
その実力は、アトムの10倍の出力を持つ100万馬力のパワーと、強力な角からの電磁波攻撃によって相手を完膚なきまでにたたきのめしてみせます。そして、正々堂々とした勝負を挑むところも彼の魅力といえます。
「人間には手を出さない」という「ロボット三原則」のひとつに忠実であり、また「お前には一度助けられた借りがある」としてアトムを一度逃して見せたり、「俺が自爆してもこの場所ならば人間に迷惑はかからない」という理由で決闘の場所を決めたり、といった、ロボットとしての潔い態度は作中でも群を抜いています。
最終的に、「お前のような立派なロボットと戦うのは恥になる」としてアトムを逃がし、自分以上の実力を持つロボット「ボラー」とほぼ相打ちになって散る、という最期を遂げるプルートゥ。その死に方には手塚さんも哀悼を送っています。